FXを始めた頃、とにかくポジションを持ちたくて仕方がありませんでした。ここも良さそう、あそこも良さそうと次々にエントリーしてしまういわゆるポジポジ病です。勝率が上がらない原因の一つがここにありました。今回は試行錯誤の末にたどり着いた勝率を上げるための考え方をお伝えします。
■ポジポジ病とは
ポジポジ病とはポジションを持っていないと落ち着かない状態のことです。常に何かエントリーしていないと機会損失をしている気分になり、根拠の薄いエントリーを繰り返してしまいます。
最初の頃は押し目を狙ってポジションを取ることが多かったです。しかし押し目と思って入ったら実はトレンド転換だったということが多く、なかなか勝率が上がりませんでした。
■トレンド転換を狙う理由
今意識しているのはトレンド転換のポイントを探してエントリーすることです。トレンドが転換する場面は値幅が大きく取れる可能性が高く、リスクリワードが良いエントリーができます。
ただしトレンド転換には罠もあります。本当の転換なのか、騙しなのか、それともリターンムーブなのかを見極める必要があります。
■転換・騙し・リターンムーブの見極め方
トレンド転換を狙う上で最も重要なのがこの3つの見極めです。
本当のトレンド転換はダウ理論でいう高値・安値の切り上げ・切り下げが明確に確認できる場合です。移動平均線の並びが変わってきた時も転換のサインの一つです。
騙しは一時的に転換したように見えてすぐに元のトレンドに戻る動きです。出来高が伴っているかどうかや、転換後の値動きの勢いで判断することが多いです。
リターンムーブはトレンド転換後に一度元の方向に戻ってくる動きです。これを転換の失敗と勘違いしてしまうことが多いですが、実はリターンムーブ後に再度転換方向に動き出すことが多くエントリーのチャンスになります。
■エントリーの確度を上げる工夫
複数の根拠が揃った時だけエントリーするようにしています。例えばダウ理論での転換確認・移動平均線の並びの変化・RSIやストキャスティクスでの過熱感の解消など、複数のサインが重なった時に初めてエントリーを検討します。
根拠が一つだけの時はエントリーを見送る勇気も大切です。待つことも立派なトレードです。
■まとめ
勝率を上げるために最も効果的だったのはエントリーの数を減らすことでした。ポジポジ病を克服してトレンド転換の確度が高い場面だけを狙うようにしてから、無駄な損失が減ってきた実感があります。焦らず待つことがFXで勝率を上げる一番の近道かもしれません。


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